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福岡の看板屋さん日記

福岡の看板販売。LED看板などを使い行列のできるお店ができまでの舞台裏。

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事業者と消費者は違っている

今日は、電光掲示版の中古を販売した時の流れの ようなものを書いてみたいと思います。

私の場合はホームページをご覧になられた人が問い合わせのお電話などをされ、そこがスタートとなります。

「熊本でxx業をやっている田中と申します。電光掲示板のことで問い合わせたいのですが・・・」なんて感じがスタートです。

「はい、事業にはご予算があるかと思いますが、新品でしょうか?中古品でしょうか?」なんて感じのやり取りから始まります。これは中古品を希望される人に新品を勧めたところで予算の都合などで無理だからです。

その方のご希望などを訊いていくと、自分が研究した店舗などで使用しているサイズなどのお話しが出ましたので、そのサイズだといくらでご用意できると思いますとお答えしました。

「お~安いね。それだと見積もってもらおうか」という風に進みました。

県外でしたので、「こちらもご予算に合わせたり致します関係で、この値段で今まで説明した内容である程度購入の意思なども確認させていただきたいです。商品を用意したり、セットアップしたりするご用意であったり、車で人を載せて遠方まで出かけますとガソリン代とかも使いますし、もう1日それだけでつぶれてしまいますから」とご説明しました。

打ち合わせした時間前に現地に入り、当然お店の周辺の環境調査などを行い、時間になり商品を持ち込みプレゼンし、ご契約となり、セットアップしていた宣伝文の修正をその場でパソコンで修正し、納品まで行い、帰りました。

こんなお話しを別の問い合わせされた方にご説明差し上げたところ、「ホームページには、親切丁寧に対応しているようなことが書いてあり、私はてっきり何度もうちの店に通っていただけ、そういうご提案があるのだと思っていました」と言われました。

事業者というのですね、例えばアパートの中古が売り出しになっていれば、その日1日現地に出かけ、環境調査まで行い、数千万円とかで買い付けたりします。

消費者の場合は、マイホーム買うのに、数年ご自分で研究してから同じ様に数千万円で買ったりします。

お仕事でやっているわけですから、効率よくテンポよく働かなくてはいけない、これがプロフェッショナルの世界です。

私は、テキトウにお仕事をしているかのように思われてしまったようでしたが、「何を1番優先したいのか?」という部分で、お金の予算的なものと認識しました。

事業者が事業の宣伝で使用する道具でしたので、メーカーの中古品の基盤などを交換しているような、「これから3年くらいは余裕で使えそう」というコンディションのものを探し、とりあえず確保をしたりし、お客さまに「ご希望されているものが入手できそうです」とお電話をしたりします。

「買います」というお客さまの意思を確認できれば、そのまま商品確保や、セットアップの人間などを確保していく作業があります。

そこで、ある程度人間を動かした時にですね、「テンポが速いので、なんだかテキトウに仕事されているような気がしてきました」という感じのことを言われました。

経験年数が少ない、起業されたばかりの人でしたので、錯覚をされてしまわれたみたいでした。

100人に1人くらいだと思いますが、 ご自分が発言した内容をよく覚えていないみたいなんです。

あくまでもお金が厳しいというのが第一優先順位で、そこから中古品をご希望され、その場で値段を提示しました。

進めていくうちに、「宣伝は私の取って重要なテーマなので、じっくり会って何回も話しもしたい」とご希望が変われば、私どもの都合ではありませんので、お値段もその分上げないといけなくなってしまいます。

ビジネスも人生でも、その先にいるのは人間なんです。

会社員を退職され独立開業されたりすれば、まだ事業者1年生という段階ですので、すべてプロフェッショナルというわけにはいかないと思います。

自分で発言した内容とかを面倒くさくてもノートなどきちんと書かれ、記録するところから始められるとよいと思います。

どんなご商売であったとしても、友達でもなんでもない会ったこともない業者に電話をかけて、きちんと説明ができることによって、そこで得られるものがあると考えます。

看板・ホームページ・チラシなどの広告掲載というものは、性質上ご依頼される人の伝播力なども重要になってきます。

例えば、ホームページを20万円で作成依頼された人が、「ちょっとここのイメージが最初に考えたものと変えたいです」と作業後に言われれば、「それでは追加のお仕事になりますので、別途追加料金を提示します」といわざるえなくなります。

言い方を変えますと、 「私はまったく初めての経験になる初心者ですので、ホームページのことがわからないので、何度も修正をあかじめ同じできるようにしてほしい」と言われた場合、それが何回までのどういう修正を指しているのかという具体的なことの事前提示がないと、「何を基準に仕事をしていくのか」が見えてこなくなり、作業する人間のスケジュールも計算できなくなってしまいます。

つまり、お金の上限金額を設定することが重要視されれば、「作業はここまで追加料金なしに致します」と都度提示しますが、お客さまの方にも、この点はご理解をお願いする場合がございます。

事業者向けのビジネスというものは、「お客さん、ご希望をお聞きしましたが、それでは結果出ないことになりますよ」とアドバイスをすることがあります。

これは、ご依頼される人のビジネスが少しでもうまくいくように考えないと、看板とか集客する為の道具に過ぎませんので、趣味のようなご依頼があれば、1度そこは注意することも必要になります。

こういう部分を私は親切な応対だと考えますし、1度言ったあとでもそうやりたいというご希望があれば、そのように仕上げます。

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福岡の看板|行列のできるお店制作委員会という名称にしておりますが、「弊社が目指すもの」としての目標になります。

看板屋として、弊社も集客に繋がるように最大限の努力に努めますが、「どんなお店でも行列ができるようなお店にします」などという結果を保証するものではございません!

あちこちのお店を廻り、それぞれのオーナーや店長などとお話をします関係で、「こんなやり方もありますよ」などの集客のノウハウなどのアドバイスなどは致しますが、あくまでも最終判断などはお客さま自身の責任となります点をあらかじめご了承のほど、よろしくお願いします。

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